【令和5年6月定例会一般質問振り返り】
大項目3つ目は、「NFTを活用した市の財政への貢献について」であります。
NFTにつきましては、昨年9月定例会にて初めて触れましたので、詳細な説明は割愛いたしますが、傍聴席の皆様やYouTubeをご覧になっている方に簡単に説明させていただいてから、質問に入りたいと存じます。
非代替性トークン(ひだいたいせいトークン)
NFTとは、Non-Fungible-Tokenの略称であり、日本語では「代替不可能なトークン」「非代替性トークン」などと訳すことができます。「代替不可能」とは替えがきかない、つまり、唯一無二であることを意味します。
例えば、千円札を他の千円札と交換しても同じ価値を持ちます(替えがきく)。
これに対して、普通の野球ボールと大谷選手が二刀流でホームランを打った時のホームランボールでは価値が大きく異なります(替えがきかない)。
このように、替えがきくことを「代替可能」、替えがきかないことを「代替不可能」と言います。
従来の動画や画像などのデジタルデータは、誰でもかんたんにコピーできるため、価値を持つことはありませんでした。
一方で、NFTは同じデジタルデータでも、所有権を証明することができるため、唯一無二の価値を持ちます。まとめると、
NFTは「世界で唯一無二の価値を持つデジタルデータ」と言えます。
という説明をしたことろで、なぜまたこのNFTを取り上げたかといいますと、先日行われた議員研修交流会で、増田まんが美術館などの見学の後の意見交換の場で、岩手県の市議会議員さんから、まさにマンガのNFT化についての質問があったからであります。
やはり、他から見ますと、われらが「増田まんが美術館」というのは、それだけの価値あるものだという証拠かと存じます。

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