令和6年6月定例会 一般質問

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おはようございます! 市民の会 福田誠でございます。
今回は、「教育とスポーツ」という
大きなテーマで質問そして提案させていただきます。
大項目1つ目として、市長の所信説明にもありました
「市立小・中学校における学級担任制について」です。
この1週間、私の知り合いに質問させていただきました。
『小学校の担任の先生って、どうして一人と決まっているんでしょうか?』
その答えとして、一番多かったのが
『昔からずーっとそう決まっているから』
というものでした。
私はといいますと、恥ずかしながら『法律できまっているから』
だと思っておりました。
しかし最近の新聞報道で「固定担任制からチーム担任制へ」
ということを知り、調べましたところ、
文科省の教科担任制に関する事例というものを見つけました。
まだ日本では数例しかないようです。
その意味でも、
まずは、市長及び教育長の教育改革に向けた決断を称賛いたします。
素晴らしいことだと思います。
YouTubeや議会だよりを見ていただいている市民の皆さんにもお伝えしたくて、この質問をさせていただきます。
まずは1つめ、
この素晴らしい取り組みがどのような背景で決断されたのか、具体的にどのような考えに基づいてこの体制を導入されたのかお聞かせください。
この項の2つ目として、
市長の所信説明では、中学校では1校をモデル校として、小学校では2校をモデル校として、試験導入されるとのことですが、より具体的な計画や方法について伺います。
この項3つ目として、
導入後の効果を評価するための具体的な指標について伺います。
昨日の高橋和樹議員の質問に対するご答弁で、検証と改善を繰り返していくとのことでしたが、どのように判断されるかの基準についてお聞きします。
この項最後の4つ目として
所信説明にあるように、「どの教員にも相談できる学校」の実現を目指すとのことですが、今後の展開やさらなる教育改革の展望について伺います。
大項目2つめは、スポーツ振興についてであります。
1) スポーツコミッションの進展について
私の一般質問(令和5年12月定例会での)、教育長から
「引き続きスポーツコミッションを視野に入れながら、スポーツツーリズムに力を入れてまいりたいと」のご答弁がありましたが、
その後の進展について伺います。
ちなみに、スポーツコミッションとは、
地方公共団体、スポーツ団体、民間企業等が一体となり、スポーツによるまちづくり・地域活性化を推進していく組織の総称であって、以下の4要件を備えるもの、とあります。
① 一体組織要件 (横手市、スポーツ協会、観光協会、商工団体)などが
一体として活動を行っていること
② 常設組織要件 常設の組織であり、時限の組織でないこと
③ 域外交流活動要件 この地域以外の交流人口の拡大に向けたスポーツと地域資源を掛け合せたまちづくり・地域活性化のための活動を主要な事業としていること。
④ 広範通年活動要件 単発の特定の大会・イベントの開催ではなく、スポーツによる地域活性化に向けた幅広い活動を年間を通じて行っていること。
2) 横手体育館管理運営計画について
1点目は管理運営体制について伺います。
当初は市の直営で行うようなこともお聞きしたように思いますが、この計画を見ると、ほぼ指定管理制度を導入するように思われますが、その経緯などをお聞き致します。
2点めは、利用にかかる申請手続きについてです。
施設予約の受付開始時期を見ますと、
利用年度の前々年度の4月とあります。
新体育館のオープンは令和8年7月を予定されているようですので、それに合わせると今年の4月が受付開始時期ということになります。
オープン後のルールということでしょうけど、
各競技の全国大会や東北大会レベルのものは、3~4年後までは開催地は決まっているのではないでしょうか?
前にも伺いましたが、今から大会誘致等に動いていかねばならないのではないでしょうか?
その意味での「利用にかかる申請手続きについて」伺います。
最後に3つ目ですが
土日に比べ平日の稼働率が低いことに対して、新しいイベント
「けんこう長寿スポーツフェスタ」 の提案についてであります。
この「管理運営計画」の資料編にもありますように、
土日に比べて平日の稼働率が低いことがよくわかります。
スポーツイベントや大会が土日に集中していることからと思います。
ここでちょっと私自身の体験をお話させていただきたいと存じます。
まさに今週末8日から、にかほ市でオーバー70サッカー全国大会が開催されますが、私は残念ながらその大会には出場叶いませんでした。
しかし、先月秋田市で行われた東北大会には出場出来ました。
その大会は、70歳以上のカテゴリーで東北各地から秋田市に、平日の水曜日と木曜日に集まって試合を行ったわけです。
当然、他県から来た100名ほどの人たちは秋田市近辺に宿泊し
大会を楽しんでいったということなのです。
これは、サッカーという競技の一例ですが、
他の競技でも60歳以上とか65歳以上というシニアの方々がスポーツを楽しんでいる例は沢山あるようです。
ちなみに、私がシニアサッカーに復帰したのは、2017年に秋田県で行われた「ねんりんピック」が きっかけであります。
このような例から何を申し上げたいのかといいますと、
平日の稼働率を高めるためには、このようなシニアのスポーツイベントを企画開催することを一つのアイデアとして提案する次第です。
勝手に名付けて『けんこう長寿スポーツフェスタ』
略称で『けんスポ』なるものを提案したします。
シニア対象の各種競技を「ねんりんピック」のように
同時に開催するのではなく、競技ごとに月替わりに開催するというような工夫をすることにより、平日の稼働率向上に役立つことと思います。
是非ご検討いただけますようお願い申し上げて、
私の壇上からの質問を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
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